2008-10-14(Tue)
いのちの詩,光のことば
古今東西の詩集から,歌詞から,あるいは小説から… こころに響くことばたちを美しい写真とともに集めました. ひとつひとつがあなたへのメッセージとなりますように☆ Copyright © 2007-2008 Luminare&Luminas, All Rights Reserved.
2008-02-26(Tue)
空の青の彼方に

空の青さをみつめていると
私に帰るところがあるような気がする
だが雲を通ってきた明るさは
もはや空へは帰ってゆかない
陽は絶えず豪華に捨てている
夜になっても私達は拾うのに忙しい
人はすべていやしい生まれなので
樹のように豊かに休むことがない
谷川 俊太郎 『六十二のソネット』#41(抜粋)
(1953年,創元社)
空から降ってきた陽の光は 雲を通って明るさを増し
地表に惜しみなく降りそそぎます
雲に濾(こ)され
余分なものをすべて削ぎおとされ より透明となって…
その陽光のもとで しかし わたしたちは 捨てるどころか むしろ拾うのに忙しい
あらゆるものを…
樹のように 風に吹き払われるままに 静かに息づくことがないから
豊かに憩う暇もないのでしょう☆
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